ヲタ芸と音楽


こんにちは。久しぶりのブログです。毎回この書き出しから始まっている気がするね。阿亀屋です。
2/26に最新作の「コピーアンドペースト」を投稿してから早2週間。様々な反響を頂いております。その中で自分とはまるで違う表現の方々と繋がれた機会があったんで、心境をブログに書き記しておきます。
以前Twitterにて私の楽曲で「ヲタ芸」と呼ばれるパフォーマンスをしてくださる方がいました。動画も凄く凝っていてMVを参照にしてくれたような字体に、まさにコピーアンドペーストと言わんばかりの演出等が持ち寄られていて、楽曲を作った身として感動が溢れました。ヲタ芸ってのは体力もセンスも相当問われるだろうし、楽曲の展開やテンポ感に合わせてその表現方法をしっかりと打ち当てる技術が伴うパフォーマンスであると思うので、まるで私とは対極に位置するような気がしました。ダンスとはまた違う部類なのかもしれないけれど、体全体で楽曲やその心情等を表現するパフォーマンスは私には到底出来ないものであって、そういうものでは何も自分から発散していくことが出来ないから音楽を作っている部分もある。そんな私の作った音楽で全く違う人間と関わりを持てたというのは素直に凄く嬉しいし、音楽をやっていてああよかったなと思えた瞬間でもありました。パソコン上だけで完結できるネット音楽と、自身の体を使って誰かに何かを伝えるダンス、そのどちらにも何か共通するものがあるなと感じた。それが何なのかはわからないけれど、どんな音楽とどんなダンスにも普遍的に持ち合わせているものであって、それは決して消えうることのないもの。その共通するひとつがあればどんな文化すらも共存して、お互いがお互いと結びついていくことができる。最も綺麗事のように聞こえるかもしれないけれど、今回のしてくださったパフォーマンスにて感じたことの全てです。
それとヲタ芸動画のツイートよりも、それについて普及した文章ツイートの方が何故か伸びているのに今朝気がついた。何故だろう。
これからも音楽を作り続けます。その中でまた誰かと自分の音楽で繋がることが出来たら本当に光栄です。
改めましてお二方、ありがとうございました。
近いうちに新曲が上がります。どんちゃん騒ぎの様な曲です。どうぞお楽しみに。花粉とコロナにお気をつけて過ごしましょう。さよーならーー。